サーバーのスピードを意識したSEO対策 [SEO]
前回、ドメインやリダイレクトを使ったSEO対策法をご紹介しました。(中古ドメインでSEO対策 ~301リダイレクトも使ってみよう~)
サイトを作り始める段階で行うSEO対策は、意外に多いです。
知ってるか知っていないかで、最初のスタートで差が付きます。
今回は、主に2点のSEO対策をご紹介します。
基本的に、Googleの理念の基にSEOが成り立っています。
Googleの理念の一つにこんなものがあります。
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」
とにかくユーザーの利便性を考えています。
このことから、サイト作成者もユーザー視点でサイトを作っていくべきです。
自分がサイトを閲覧しているとき、
「不便だな」と思ったことを思い出してください。
…
何が思い浮かびましたか?
私は、「繋がりやすさ」がまず大事だと思いました。
検索して、見たいサイトをクリックして、
中々表示されないことってありますよね。
この瞬間が一番イライラしちゃいます。
これは多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。
実は、このサイトの表示速度は、SEOにかなり関係しています。
Googleロボットは毎日インターネット上のサイトを巡回しています。
そのときに表示までの時間が著しく長いサイトは利便性が悪いと判断します。
結果、そのサイトの評価が下がり、検索順位も下がってしまいます。
検索順位が下がる最大の理由は「利便性」にありますが、
サイト表示速度が遅いとGoogleにとっても直接不利益になり得ます。
Googleにはアドワーズという広告主に対して提供しているクリック課金広告サービスがあります。
サイトの表示速度が遅いと、ユーザーは「もういいや」といって、
別のサイトを見てしまったり、ネットサーフィンをやめてしまったりしますよね。
見られるサイトが減るわけですから、当然、サイトに表示されている広告のクリック数も減ってしまいます。
アドワーズの広告がクリックされにくいということですから、
Googleにとって、マイナスとなってしまうのです。
Googleにとって、理念に反するし、不利益にもなる…
なので、サイトの表示速度はかなり大事です。
では、どうしたらサイトの表示速度が速くなるのか?
ここでは2つ紹介しましょう。
1つ目はサーバーの良し悪し。
良いサーバー会社を選ぶことが大事です。
比較的安定していて、安いサーバー会社は
「さくらインターネット」です。
月額500円程度で利用できます。
ただ、すこし管理画面が難しいです。
他のおすすめは「エックスサーバー」「ヘテムル」ですね。
さくらインターネットよりかは少し高く月額1000円~2000円程度です。
エックスサーバーは管理画面が見やすくて簡単なので、
特に初心者にはおすすめです。
2つ目は、サイト内のデータ量について。
データ量が多ければその分表示速度は遅くなります。
画像や動画があると、一気に遅くなったりしますね。
ユーザビリティの観点から画像などはあった方が見やすく良いのですが、
むやみに画像を多用するのは控えた方がいいですね。
画像は冒頭とここぞというところで使いましょう。
ユーザビリティとは、サイトの使いやすさのことですが、
このユーザビリティをGoogleは重要視しています。
理念の「Google が掲げる 10 の事実」の1つ目に書いてあるくらいですから、
サイト作成のときは常に意識して取り組むことが大事ですね。
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