与沢翼、多額の納税で自社の資金がショート

2014年4月27日、ネットビジネス界の重鎮、

(株)Free Agent Style Holdings 代表取締役会長の

与沢翼さんがフェイスブックで自社の資金がショートしたことを報告しました。



「ご報告」といった言葉から始まり、

275行、5400文字、

原稿用紙にすると14枚ほどにもなる長文で、

その時の想いを綴っています。


内容を簡単に書くと、

「自社で納めるべき納税の一部を支払い、 資金繰りが立ち行かなくなった」

ということです。


自慢の愛車ロールスロイスはもちろん、

フェラーリ、ベントレー、計３台も



売却して、住宅もすべて解約したとのことです。


さらに、月額500万円の固定家賃削減のため、

フリーエージェントスタイル本社の黒崎ビルを

4月いっぱいで退去することになっています。


会社の組織自体はなくならず、

5月からは、西新宿のアイランドタワーにある別のグループ会社内に

移転し、再建をしていく考えだそうです。


ネットでは

「与沢が破産だ！破産！」

などと書き込みをしている方もいますが、

今回の「ご報告」の内容を見る限りでは、

破産はせず、税金の残りを支払うべく、

事業を継続するとのことです。


与沢さん本人の気持ちは、

今まで得てきたお金やプライドに対する

執着は完全になくなり、

自分の考えが絶対的に正しいという自信は

崩れていったと言っています。


【愚かな認識】として、

自身が甘かった点などを書いているところを

赤裸々に綴っているところをみると、

本当に今までの考えは捨て、

再起を図る意志が垣間見えます。


文中では、

・投資の詐欺にもひかかった

・カード会社が倒産

といったことも原因だと認めているが、

根本は自分のビジネスや考えを無理に

押し通そうと、メディアでの露出や税金に対する

支出で限界だったとのことです。


高級車との写真、



きれいな女性との写真、



豪華な食事、



そういった日々の発信は、

「お金持ち与沢翼」

を演じるためには必要なことだったのです。


でも、それは

「心底きつかった」

と自身でも自覚されているそうです。


「経営者の反面教師の鏡」

とも自分のことを悪く認めています。


与沢さんは、以前にも経営者として、

挫折を味わっていますが、

前回は、見返したい、金持ちになってやるというマイナスのエネルギーで

復活したが、今回はそういったエネルギーもないとのこと。

強がる気持ちもなくなり、すっかり意気消沈といった感じです。


また、中でも

「プロダクトローンチの中毒性」

についても触れています。

プロダクトローンチを簡単に言うと、

「いきなり売り込まず、時間をかけて教育した後に売り抜く手法」

のことです。

これにより、高額商品を売ると億を超えるお金が

１か月で作れてしまうことも意外に容易だったりします。

その容易さゆえに中毒性があり、

軸がなく、そのマーケティング力だけで

売上を上げてしまうと、人格が崩壊すると与沢さんは綴っています。

商品の軸、コンセプトを無理くり作って、

プロダクトローンチを組んで、商品を販売していくと、

どこまでもいけると勘違いして、やり続けて、

結局、長続きせず、いつか破綻してしまうということでしょう。


そして、現在運営している

「与沢塾」

「ネオヒルズクラブ」

はどうなるかというと、

これは、やりきるとのことです。


しかし、与沢塾は4期で最後とのことです。


他に、【今も変わらない思い】として、

「日本の国民の普通の方々こそ、自由を得てほしい」

と綴っています。

普通の人が自由を得るために覚えるべきなのは、

・株式トレード

・プログラミング

の２つだともアドバイスしています。


最後の方の文章では、関係者の方に感謝を書き綴り、

「死ぬこと以外はリスクでない」

とも与沢さんは公言していましたが、

今は、

「生きているだけで幸せです」

と思っているようです。

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